Dear-Abbadoのブログ

折々の雑感を綴っていきます。

スターバックスについて

スターバックスはどこの店舗でもえらく混んでいます。新宿のスタバなんかへ行くと、だいたいいつもレジまで列を成していて、見るたびに繁盛ぶりに感嘆します。

アジアでは中国が最大のマーケットです。僕も上海と北京でスタバのお世話になりました。日本も大きなマーケットです。台北でもスタバをよく見かけます。

ちなみに、アメリカにあるスターバックス本社の時価総額は14兆7,700億円ほどあります。株価は12月21日終値で110.37USドル(約1万2,600円)で、今年の7月につけた過去最高値から少し下がってはいますが依然、最高値圏にあります。世界的に外出制限が解かれてきて、客足が戻ってきているはずなので、株価も当面好調でしょう。

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友人にも‟スタバ信者”がいて、ドトールベローチェタリーズなど他のコーヒーチェーンには見向きもしません。彼らにとってはスタバのブランドのかっこよさやプレミアム感は圧倒的なんでしょうね。そろそろクリスマスが近いので、それ向けの凝った展開がまた今年も始まっています。街中で赤と緑の可愛らしいスタバの紙袋を見かけると、たしかにお洒落だなとは思います。

しかし、僕はスタバがそんなに好きではありません。

理由はいくつかって、まず第一にコーヒーそのものが美味しいと感じないためです。煎りが深いのか、豆のせいか、妙な苦さがあります。スタバはそもそも季節限定商品や混ぜ物のコーヒーが人気なのでしょうが、ブラックで飲んで味が好きになれなければ、次もまた行こうとはなかなか思えません。

第二に、やはり値段が高いことが挙げられます。これに異論のある人はよほどのお金持ちでしょう。スタバ常連には若いサラリーマンや女の人も多いらしく、彼らは比較的給与の高い人たちか、エンゲル係数が高くても気にしない人たちなのだと思います。ラテマネー支出を地で行っている感じです。あるいはスタバ株をホールドしていて、その配当金で飲みに来る人たちもいるのでしょうか(なお1株あたりの年間配当金は税引き後で150円ほど)。

僕は幸い、マスターが一人でやっているスペシャルティコーヒーの美味しいお店が自宅近くにあるのでそこへ毎週行きますが、値段はざっくり言ってスタバの3分の2強ほどです。

第三に、いつも混んでいることです。スタバでは、商品を買う前に「先にお席の確保をお願いします」とよく言われますが、確保もままならないこともたまにあります。混雑ぶりは一日を通して変わりません。‟スタバ信者”は朝から店舗につめている人も多いのでしょうね。雰囲気は素敵だけれど、あまり美味しくないのに高くて、店内はいつも混んでいるというのは辛いものがあります。

10年ほど前に仕事で、スターバックスコーヒージャパンの決算説明会を千駄ヶ谷旧本社へ聞きに行ったことがありました(かつて日本法人は上場していた)。そのとき、新商品のお披露目ということで、ティラミスのような小さなケーキをいただいたことを覚えています。あれは美味しかったです。

またお会いしましょう。