Dear-Abbadoのブログ

折々の雑感を綴っていきます。

「1日3食」は食べ過ぎ

朝はディカフェのインスタントコーヒー2杯、夕方にロイヤルミルクティー1杯、夜は炒飯大盛1皿とアイスモナカ1つ。これが、今日僕が口にしたすべてでした。

近頃とても忙しく(忙しいという言葉はあまり使いたくないんですが)、昼ご飯をとる時間ももったいないくらいなため、気がついたら朝から何も食べずに夜になることが多くなっています。つまり、1日1食の日が最近は多いです。

高校や大学の頃は別として、社会人になってからはまともに朝食を食べずにずっとやってきました。一つには、朝はギリギリまで寝ていたかったこと、そして、朝ご飯を用意したり買ったりするのが面倒だったことが理由です。

20代半ば~後半に体調を崩したとき、たまたま書店で「朝食を抜くと病気にならない」(石原結實著)という本を見つけてその理論通りに実践したところ回復したことも、朝食抜き1日2食生活を決定的なものとするのに影響を与えたと思います。

江戸時代の庶民は1日2食が普通だったようですが、現代日本人より体を使って働いていました。頭脳労働するには2食では足りないという反論が聞こえてきそうですが、実際に試してみれば分かりますが、食べた後より食べる前の方が頭は冴えます。

以前勤めていた会社では、外資系の証券マンや証券アナリストは眠くなるから昼食はとらない、という話を聞いたこともありました。

朝はお茶かコーヒーを飲むくらいにし、昼は普通に食べ、夜は腹八分程度に食べる。成人したら、よほど激しく肉体を使う仕事でない限り、これがいちばん良い食事内容じゃないかと思います。実際に、最近1日1食の僕もいたって元気です。

現代人は、家庭でリラックスする夜は食べ過ぎる傾向にあって、前夜の食べ物が消化され切らないうちに朝ご飯を食べ、昼ごはんを食べ、また夜ご飯と、ひっきりなしに食べています。ときには間食だってするはずです。

これでは、古いガソリンが燃え残っているところへ新しいガソリンを注ぐような状態です。胃腸も、休むに休めず辛いのです。

肥満や糖尿病、体のダルさ、高血圧、さまざまな疾患、加齢進行など、食べ過ぎからくる不調は多いようです(詳しくは前掲の本ご参照)。かなり極端な例では、断食でガンを治癒したという話もあるそうです。

三度三度きちんと食べようという「1日3食」は、実際に朝ご飯抜きにトライすれば体感できますが、実はそんなに正しくもないものです。むしろ、「きちんと3食」は食べ過ぎです。

騙されたと思って、1日2食(または1日1食)にトライしてみてください。体がしゃきっとしますよ。

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たまにはこんなブランチも最高ですが

またお会いしましょう。