Dear-Abbadoのブログ

折々の雑感を綴っていきます。

皇室報道に思うこと

今日は今上陛下の御誕生日です。天皇陛下、おめでとうございます。陛下のご健康と令和の御代が素晴らしいものであること、皇室の弥栄を祈念いたします。

このところ皇室報道が荒れ気味です。先日、秋篠宮家の悠仁親王筑波大学附属高に合格されたことが公表されましたが、そこへ至る経緯を巡って、いまだに荒れています。

男系で連綿と続く天皇家の血筋を継がれるであろう悠仁様におかれては、どの学校へ進まれても、健やかに成長されることが一番大切でしょう。

皇族就学令によって皇族の学習院への進学が定められていたのはかつての話で、伝統はさておき、皇族方がどのように学ばれようとも皇族方のご選択が尊重されてよいと思います。

ネットに拡がる皇室関係の記事、特にゴシップ的に書き散らされているものは大半が情報の出所が怪しいものばかりです。自分で取材もせずに書いているのですから気楽なものです。

いわく「天皇家創価学会」「愛子様には障害がある」や「秋篠宮様の父親は上皇陛下ではない」「紀子様の故郷は朝鮮半島」などなど、妄想のオンパレードです。そして、天皇家派と秋篠宮家派とで非難の応酬になっていて見るに耐えません。

センセーショナルな内容であるほど閲覧数を稼げるのでしょうが、皇室に対して国民がそういう下賎な見方をすればするほど、ワイドショー的な接し方をするほど、結果として皇室の品位を損うことになることを、そろそろみんな自覚した方がよいと思います。

マスメディアもまるで芸能人のように皇族方を追っかけて報道したりするのは控えるべきです。

天皇陛下は日本の安寧を祈ってくださる祭祀の長であり、皇族方は神聖な存在です。私権を制限され、ある意味では気の毒な生き方をせざるを得ない方々でもあります。あまりに開かれた皇室というのはよろしくありません。国民は静かに、温かな気持ちで見守り、支えて差し上げるべきです。

またお会いしましょう。