ぜひともwikipediaで作成したいページがあり、先日、アカウントをとって記事を書き上げ、アップしました。
すると驚いたことに、別の誰かが翌日にはもう記事に手入れをしてくれ、不備の指摘や体裁の修正がありました。それも一人ではなく、複数の人が手を入れたのです。
wikipediaでは、アカウントを取得してログインすると、ページに対してどんなユーザーがいつどのような編集を加えたかが分かるようになっています。
wikipediaのルールに基づかないと判断された点は容赦なく指摘され、いわく、「この記事には複数の問題がある」「出典がまったくない(または、偏っている)」や「独立性が担保されていない記事」等々のテンプレートを貼り付けられてしまいます。
完全にオープンで、複数の人が編集することが可能なことが、wikipediaを「客観的」かつ「中立・公平」な媒体たらしめているのは否定しにくいでしょう。
一方で、実際に記事へ編集を加えられてみると、はっきり言ってありがた迷惑だと感じたことも白状しておきましょう。端的に言って、コロナ禍における″自粛警察″並みにウザいと思いました。
僕の記事に手を入れたあるwikipediaユーザーのプロフィール欄を何気なく見てしまったところ、インターネットの世界にしか自己表現の場を持てない種類の人間にありがちな、パラノイア的なヤバい紹介文が躍っていました。きっと、無職の引きこもりか中年の廃人ニートだろうと思います。
ネットの世界は所詮、現実のいびつな写し絵に過ぎません。wikipediaに対するときも、このことを肝に銘じなければとあらためて自戒しました。
またお会いしましょう。