よく外出する人はお金が貯まらないという説があって、一面それは真実とも思いますが、かと言ってずっと家の中で過ごす生活というのはなかなかしんどいものがあります。
ステイホームが叫ばれていた時期でも、僕は世間の動向に逆らって毎日出勤していましたし、年に四回は旅行していました。旅行先の街々もステイホームの渦中だったりして、人の少ない観光地をまわるのはなかなか良いものでした。
家の中に閉じこもっていてやれることといえば食事と睡眠と読書、あとは音楽を聴いたりするくらい。テレビは前から見ていないしゲームもしません。在宅が続くと次第に飽きがきて、気がつくと外に出ている、そんな生活を僕は送っています。
人間は二足歩行する動物です。体の構造からして、より遠くへ出て行って未知の世界を探るように、元からできているのです。目だってそうです。立って歩くときに遠くが見えるように体の上部に目がついています。当たり前の話ですが。
引きこもると精神が病むのは、自然の摂理に反するからです。こんな状況下だからこそ、あえてもっと外へ出た方がいいと思っています。
これからは、国内海外を問わず毎月のように旅をして、というよりも旅の中に毎日があって、旅から旅へと暮らして流れていく。そんな生き方がしてみたいなと思います。
またお会いしましょう。
