台風19号が日本へ迫るなか、フィリピン航空に乗ってマニラへと旅に出た。
フィリピン航空関係者がこのブログを見ていたら申し訳ないのだが、フィリピン航空のレベルはかなり低かった。まず、行きの機内で、機内食の時間になり端から配られていったのだが、いつまで経っても僕が座っている席の横一列の人たちには機内食が配られない。
そうこうするうちに、CAは食べ終わった人たちの分を片づけ始めた。しかし、待てど暮らせど機内食はやって来ない。飲み物さえ配られない。少し頭に来て、食べてない旨を伝え、僕はなんとか食事にありついたのだが、深夜便で食べたくない人もいたのだろうか、周りの人たちはだんまりを決め込んだままだった。
帰国便は帰国便で、離陸してしばらくしても、何かのスイッチを入れ忘れていたのか、映画や音楽などのコンテンツが視聴できないままの状態が続いた。しばらくして、やっとコンテンツを楽しめるようになった。
マニュアルがあるならマニュアル通りに動けばよいのだろうが、フィリピン人の怠慢なのかなんなのか、お粗末な対応ばかりが目についた。かなり心象を悪くした。おまけに、フィリピン人のホスピタリティーとやらはどこへ置き忘れたのか、スタッフはおしなべて無愛想。彼らは給料がよほど安くて勤労意欲が出ないのだろうか。
でも、フィリピン航空よりも給料が安いだろう他国のLCCなどのスタッフたちの方がよっぽど感じが良いし、ちゃんと働いてくれる。また、墜落事故以来、経営破綻の危機に瀕しているというマレーシア航空のさりげない良さも思い出されて、フィリピン航空にはつくづくげんなりした。
マニラのリサール公園で寝る野良猫