Dear-Abbadoのブログ

折々の雑感を綴っていきます。

感動の閾値が低い、話

僕の住む東京の片隅では、今日は、午前中は風が強かったけれど夕方には風もおさまって、静かな夜を迎えた。

隣駅から一駅分を自宅まで歩く。空気が、そよ風が、虫の音が、夜明かりが、本当に素晴らしい。ジョギングする人、散歩の犬、誰もいない小さな公園や、吹き過ぎる風まで、みんな喜んでいるように感じられる。ずっと、この気持ちのいい秋の空気に浸っていたいなぁ。

夜の散歩をするだけで、こんなにも幸福になれる。僕は、感動の閾値が低い人間なのかもしれない。安い幸せなんだろう。でも、ちょっとしたことで嬉しくなれる方が、小さな喜びをたくさんキャッチできる、と思いたい。

一年のうち、ごく限られた間にだけ訪れる最高の季節を味わい尽くしたい。