Dear-Abbadoのブログ

折々の雑感を綴っていきます。

劣化著しい日本の中高年

気分を悪くする人もいるかもしれないが、僕は電車内で延々とスマホゲームをやっている人間を見るとクズだと思ってしまう。マンガなら場合によっては知識なり読解力なりが身につくこともあるだろうが、ゲームはゲームに過ぎない。ゲームは時間の無駄遣いの最たるもの。

この数年、スマホゲームに夢中になっている人間を電車で本当によく見かけるようになった。しかも、なぜか中高年(40代~50代くらい)の男が多い。画面を見るとテトリスみたいなものやポケモンゴーみたいなものもあり、コンテンツの動きに合わせてしきりに画面を叩いているような輩もいたりする。

スマホゲームに夢中な中高年男性は、失礼ながら風采の上がらない、生気に乏しい顔立ちの、汚ならしい見てくれの人がほとんどだ。「精神は顔に表れる」が持論の僕は、そういう輩を見てやっぱりなと思う。

同じ車両で、参考書と首っ引きで勉強に勤しむ高校生がいるかと思えば、かたや小汚ないオヤジがアホ面下げてスマホゲームに夢中になっている。輝かしい未来と堕落した老残の鮮やかなコントラスト。

なかには、スマホゲームから目を離さずもたもたして改札の流れを止めるバカまでいる始末。人間の中味というのは、こういうちょっとした点や日常の立ち居振舞いにすべて出てしまうのだ。

平和な社会と言えばそれまでだが、あらゆる面で下降し続けるこの日本で、社会の中枢に居座る中高年がこういう体たらくでは、もう溜め息も出ない。もちろん、立派な中高年も多いことは否定しないが。

こういう、先が見えてしまった終わったオッサン達がマスメディアの垂れ流す情報を何の吟味もせず受け入れて、カモとなり、洗脳されていくのだろう。彼らを毎日のように目撃してうんざりしながら、反面教師にしている。