来年は米国で大統領選が行われる。Bloombergの記事なんかを読むと、米中貿易戦争の影響で米国製造業の景気が悪くなってきていて、トランプ再選に赤信号が灯り始めている、なんて書かれている。関税をかけ合っているわけだから当然、米国経済にも余波はあるだろうけど、依然、米国の景気は堅調そのもの。トランプ大統領は、多少景気が下振れしたとしても中国共産党の息の根を止めるまで中国叩きをやめないだろう。
AIやフィンテック、5Gの分野で中国は高度な技術を開発していてそれはそれで素晴らしいことだと思うけれど、中国の覇権に世界が呑み込まれて、気づいたら個人のプロファイルが中国共産党にすべてつかまれている、なんていう世の中は絶対に嫌だ。米国か中国、どっちか選べと迫られたら、僕はまだ米国の方がいいな。
アメリカの新聞も世論調査会社も、トランプ大統領の誕生を見抜けなかった。みんな当然のようにヒラリーが大統領になると思っていた。民意を正しく読めなかったマスコミがトランプ再選危うしと騒いでも、どうだろね?と思う。それより、なぜ予測を外したかの分析はできたのかと問いたい。
米国のオールドメディアも情けないが、日本の新聞・雑誌、左派メディアはもっと情けない。思い返すたびに腹が立つのがAERAで、あの雑誌は日本の民主党政権誕生を前に「鳩山由紀夫の東大工学部脳が日本を変える」なんて盛んに持ち上げていた。鳩山由紀夫はご存知の通り首相としてもからっきしダメだったし、いまはあちこちの従軍慰安婦像の前で土下座する売国行脚を重ねていて、万死に値する男。こんなヤツに議席を与えた有権者は猛省すべきで、やはり国民にもおかしなヤツが多いとしか言えない。AERA編集部に反省する能力はあるのか?
さらに、週刊現代。トランプが大統領になりたての頃、非エリートのトランプは同じく非エリートの麻生太郎が好き、などと書いていた。トランプは、ハーヴァードやイェールなどの一流大学ではないペンシルヴェニア大学の卒業で、麻生も東大などでなく小学校から大学まで非エリート校の学習院で共通点がある、なんてデタラメを載せていた。ペンシルヴェニアはハーヴァードより卒業が難しい名門、学習院も文句なしの名門校である。件の記事を書いた記者は可哀想に学歴コンプレックスの塊、妄想で事実を歪める能力にだけは長けていたらしい。
少し前に、週刊ポストが「韓国なんて要らない」との見出しで特集を出して批判されたが、本音では「一度、国交断絶してみたらどうだろう?」と考えている国民は少なくないはずだ。韓国の「ホワイト国」除外について、パブリックコメントで95%(4万件超)が賛成したという事実をみれば、韓国とは距離をおくべきと考える日本人はかなりいると判断できる。
政権が変わるたびに話を蒸し返し、約束を破り、何度も無心する、韓国以外にそんなストーカーな国あるだろうか。日本が統治したおかげで近代化を果たせた現実を見たくないのか。反日精神こそは韓国人のパワーの源なのだろう。
小西洋之という議員は、週刊ポストとその特集を擁護した門田隆将を批判して、「“10人に1人の韓国人は(憤怒調節に)治療が必要だ“という話を事実として信じているのか?それがもし虚偽だったとしたら、韓国への侮辱にはならないのか。作家であるにも関わらず、調べもせずに表現の自由の名のもとに一方的に擁護するのは、表現の自由を遂行する社会的立場としては極めて幼稚」(AbemaTIMESより)などと言っている。
しかし、いまや嘘だと判明している″日本軍による従軍慰安婦連行″をあたかも事実のように吹聴し慰安婦像を世界各地に建てている韓国の方こそ、日本を侮辱しているのではないか?小西洋之は韓国から金を受け取っていると勘ぐられても仕方ない。