Dear-Abbadoのブログ

折々の雑感を綴っていきます。

ちょっとした瞑想のコツ

瞑想を始めてから早くも二週間以上が経過した。しっかり瞑想すると半覚醒・半睡眠状態になるので、脳がクールダウンして寝付きがとても良くなる。加えて、集中力が高まる結果、仕事の効率や読書のスピードが上がってくる。もちろん瞑想中、雑念を完全に消し去ることは難しい相談だ。空に浮かび気流に流されていく雲のように、雑念はふつふつと浮かんでは消え、消えては浮かんでくるけれど、とにかくそれらにとらわれないことが大切だと思う。普段目覚めているとき、僕らは本当に色々なことを感じたり、思ったり、考えたりしているけれど、それらはつまるところすべて雑念なのだ。どんなに崇高な感情や形而上的な思考であっても、いったん雑念として手放してみると、素の自分がたち現れてくる。そして、メディアが毎日垂れ流してくる無数のニュース、会社での仕事、プライベートのあれこれ等々、すべてに適度な距離を置いてクールに対処できるような気がする。前置きが長くなったけれど、瞑想を続けるうちにうまく瞑想するコツをつかんだ(と個人的に思っているだけだけど)ので、ここに書いてみる。雑念を払い、少しでも深く瞑想の海に潜り込むためには、頭の中から言葉を追い出すことがポイントだ。あれこれ思っているとき、頭の中には必ず言葉がある。瞑想の最中もやもやと雑念が浮かびそうになっているとき、それらは言葉を伴って生まれてくるはずなので、言葉に意識を向けないようにする。言葉にならない思考というものもあるはずだが、それはこの際置いておこう。瞑想中は自分の内側に言葉を断つ。これでかなりの程度、雑念をシャットアウトすることができ、瞑想に熟達していくことができると思う。