会社からの帰り道、会社の知人の女性を見かけたので挨拶をした。と思ったらまったくの別人だった。相手は少し怪訝な顔をしていたけれど、挨拶は返してくれたのでとりあえず一安心。やってしまったと思いながら地下鉄への階段を下りていくと、今度は会社の先輩社員が前方を歩いている。その先輩にしてはちょっと身長が高いかなと思ったが、髪型、体型、服装、バッグ、シルエット全体が間違いなく先輩である。と思っていたら、改札を通る瞬間の横顔でまたしても別人であることが判明した。う～ん。立て続けに奇妙な体験をしたものだと思ったけれど、これも一種の引き寄せなのだろうか。知人にそっくりな人に会って驚くという心理状態が、時間をおかずにまたまったく同じような状況をもたらすという引き寄せ体験。こういうのは不意討ちでやってくるので、とても面白いのだけれど。
