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Dear-Abbadoのブログ

折々の雑感を綴っていきます。

身近な引き寄せ体験

会社からの帰り道、会社の知人の女性を見かけたので挨拶をした。と思ったらまったくの別人だった。相手は少し怪訝な顔をしていたけれど、挨拶は返してくれたのでとりあえず一安心。やってしまったと思いながら地下鉄への階段を下りていくと、今度は会社の先…

不完全ゆえの美

左右学という学問があるらしい。某週刊誌の巻頭特集で紹介されていて初めて知った。それによると、左右対称(シントリー)が美しいとされる西洋の文化圏では庭園や宮殿などはシンメトリーを基本に構築されるが、東洋では庭や伽藍など左右非対称(アシンメトリー…

アルプス交響曲

最近、リヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲をよく聴いている。クラシックを聴き始めたころ、ツァラトゥストラはかく語りきやドン・ファン、ばらの騎士(抜粋)などを聴いてピンとこず、R・シュトラウスからは遠ざかっていたけれど、ルドルフ・ケンペとド…

精神は顔に表れる

宇野功芳さんの「モーツァルトとブルックナー」にこんな一節がある。「あの顔と身体がどう見ても大芸術家のイメージから遠いではないか。人間の容姿はその人の内面の現れだ、というのがかねがねぼくの持論であるから、最初の印象からして好感が持てないのだ…

AGA治療に一言

五反田駅近くのビル上に大きなAGA治療の広告を見た。治療というけれども、そもそも薄毛って病気なんだろうかと少し考えてしまった。生来の体質や、加齢に伴う自然現象なんじゃないだろうか。少年少女の頃にハゲている人は普通いない。お年寄でも豊かな髪の人…

レコードを買いに

クラシック専門の中古レコード店へ行ってきた。葛飾区のとある駅から10分ほど歩き、小路へ入った一角にある小さな店だ。その店を訪れるのはこれが初めて。ガラス張りのちょっと殺風景な店内には、無数のレコードが並べられ、奥のデスクに店主がいらした。レ…

ムーティが振るベートーヴェン

ベートーヴェンの交響曲全集は、ムーティ/フィラデルフィア管、ノリントン/ロンドンクラシカルプレイヤーズ、メンゲルベルク/コンセルトヘボウ管の三つだけ所有している。メンゲルベルクは古風でユニークだけれど何度も聴くのは少ししんどい。ノリントンのピ…

姓名判断

ひと頃、姓名判断にすごく凝っていた。字画数を算出しそれぞれの画数に固有の運をみることで、良運な名前か不運な名前かをみるというあの占いだ。論理的な思考力が弱く男にしては珍しく占い好きな私は、家族や親類、友達、新聞の紙面をにぎわす人たち、ペッ…

長寿の技法

私は95歳まで生きたいと考えている。というよりも、何も根拠はないけれど95歳くらいまでは充分に生きられるような気が勝手にしている。行きつけの喫茶店で知り合いになった元・フランス映画の字幕翻訳家の方がいるが、その方は御年98歳。珈琲が好きで、その…

連休を前にして

今年もまたゴールデンウィークがやってくる。少しケチをつけさせてもらえれば、たかだか三、四日の連休に「黄金の週」というネーミングもなんだかなぁという気がするし、休むために働き、盛大に夏のバカンスをとるというフランス人からみたら、日本のゴール…

電子書籍ってどうなんだろう

電車の中でよく読書するけれど、読むのはすべて紙の本だ。電子書籍は持っていないし、いまだに触れたこともない。新しい製品が好きじゃないという気質もあって、そもそも欲しいと思わない。いまはかなりの数のコンテンツが電子書籍で読めるようになっている…

失踪犬のユキちゃん

私の住む街からユキちゃんという小さな雌犬がいなくなっている。電柱に「探しています」という張り紙を見てからもう一年近く経ったのではないだろうか。テンカンの症状があり、人を怖がりがちだったようで、マイクロチップを埋めていたのにどこかへ行ってし…

音の色

音楽評論家の中野雄がある本の中で、シャルル・デュトワ指揮モトリオール交響楽団のボレロを「極彩色」と評していた。確かにカラフルな演奏ではある。クラシック音楽評論の世界ではこの手の表現、「極彩色」だの「色彩感覚あふれる」だの「光彩陸離たる」だ…

サイエントロジーのビル

大久保から新宿にかけて歩いていたらサイエントロジーのビルを見つけた。サイエントロジーはアメリカ発祥の新興宗教団体だ。トム・クルーズが入信していることで知られている。¨SCIENTOLOGY¨と大書された看板を見たとき一瞬我が目を疑ったけれど、間違いなく…

歯の矯正

今年の1月から歯の矯正を始めた。物を食べるとき嫌な痛みが走ったり、歯磨きを念入りにしなくてはならなかったり、人前で口を大きく開けるのがはばかられたりとか、発音しにくかったりとか、色々と苦労はある。一方で確実に歯並びが揃ってくるのが目に見えて…

寝ることも生きること

近頃だらだらと夜更けまで起きていて睡眠不足になっている。世間には睡眠時間が5~6時間で平気という人がいるが、私は5~6時間ではまったく足りない。休日はだいたい9~10時間寝ているし、会社を辞めてフリーになっても毎日それくらい睡眠を貪るだろうと思う…

フランス語が話せたら

学生のころ、トリュフォーやゴダール、ロメール、ルイ・マル、ルネ・クレマンなどの映画をよく観た。トリュフォーやマルの作品は分かりやすいけれどゴダールなどはよく分からず、でも分からないなりに観て楽しんでいた記憶がある。フランス映画はアメリカ映…

五木寛之さん

NHKのラジオ深夜便で久しぶりに五木寛之さんの声を聞いた。御年83にして矍鑠たる話ぶり。昔よく聞いていたTBSラジオの「五木寛之の夜」のころから、話の巧みさや声の豊かさはほとんど変わっていないように思う。深夜便ではタイトルに色の名前が入っている昭…

とんかつ屋の閉店に思う

前々から行きたいと思っていたとんかつ屋が閉店してしまっていた。途中下車して家に歩いて帰る道すがら、張り紙に「45年間のご愛顧に感謝いたします」とあるのに今夜気づいたのだ。おそらく店主が高齢になり跡継ぎもいないので店を仕舞うことにしたのだろう…

雨上がりの匂い

熊本、九州での震災は本当に痛ましい限りだ。私には、被害が最小限にとどまるよう祈ることしかできない。今回の地震について気象庁が「経験則から外れている」とコメントしたことから明らかなように、地震の予測なんてできっこないのだと思う。過去のデータ…

何も考えない一日

何も考えない一日がある。寝て起きて食べて読んでという、ただそれだけの日。色々思ったり感じたりすることはあっても、考えないという日があるのだ。読書は頭を働かせる行為ではあるけれど、自発的に思考するときとは脳の使われ方が少し違う気がする。自ら…

みんな赤ちゃんだった

電車におそらく中国人と思われる夫婦が乗っていた。二人が連れている赤ちゃんが喃語を発する。だぁだぁとかパァパァとかであってもイントネーションは立派に中国語のそれで、なんとも可愛い。赤ちゃんはやっぱり可愛い生き物だ。誰でもみんな最初は赤ちゃん…

スマホなんてなくなればいい

仕事の行き帰り、会社で、自宅で、喫茶店で、あらゆるところでついついスマホをいじってしまう。そしてだらだらとネットサーフィンをする。電車に乗れば乗客の5~6割はスマホをいじっている。スマホ漬けの世の中だ。仮に一日に一時間スマホをいじるとしたら…

猫たち

近ごろは犬より猫の方が人気があるらしい。ペットとして飼うには猫の方が費用が安く、散歩の手間がかからず場所をとらず、などといった利点があるようだ。高齢化のご時世、犬を散歩へ連れていくのは一苦労という家も増えているのだろう。東京の住宅街はどこ…

祈りは届くのか

私の父方の祖母は私が25歳のときに亡くなった。92歳での大往生だった。最後は肺炎をこじらせて亡くなったのだけれど、はじめ脳内出血で倒れ病院に担ぎ込まれたのだった。病室に祖母を見舞った私は変わり果てたその姿にショックを受け、涙が止まらなかった。…

日課が人をつくる

どんなに疲れていても気持ちが萎えていても、毎日必ずこれだけは行う。そういった日課を守り続けることができる人間は強い。ジョギングでもラジオ体操でも早起きしての勉強でも、何かに自分を立ち向かわせる行為であるならば何でもいいと思う。たいていの人…

アバドのこと

クラウディオ・アバドは私の大好きな指揮者だ。このブログの名前もアバドへの敬愛の念を込めて付けている。初めてアバドを見たのはNHKのクラシック番組でだったと思う。BPOの音楽監督就任後初来日のコンサートをNHKで中継していたのだ。プログラムは、アバド…

春の夜の散歩

愛用している携帯ラジオを持って夜の散歩に出かけた。イヤホンでAMを聞きながらぶらぶら歩く。春の夜の散歩はとても気持ちがいい。何度となく歩いたことがある道も久しぶりに夜中に通るせいか今夜は新鮮に感じられる。高校のフェンスそばに一台の車。車内灯…