Dear-Abbadoのブログ

折々の雑感を綴っていきます。

濁音が入る名前の吉凶

僕は占いが好きで、特に姓名判断に関しては昔から色々と調べたり、実際に知人や知人でない人などもさまざま占ってみたりしていて、素人の域は出ないもののある程度の判断はできる。しかし、画数ごとに固定的な吉凶でもって判断していく日本式の姓名判断とい…

桜の木はいい匂いがする

神社や公園の近くを歩くと、いい匂いがするのにふと気づくことがある。甘くて少しだけ渋いような香り。桜の木から漂う匂いだ。お菓子の桜餅とまったく同じ強い匂いがすることもあって驚く。今年も冬になって桜の木も葉が色づき、黄や赤や橙の色に変わってあ…

織田作之助の小説世界

今年の4月と7月に大阪へ旅行したことをきっかけに、大阪ゆかりの作家ということで織田作之助を二冊読んだ。 講談社文芸文庫の「世相・競馬」、そして岩波文庫の「六白金星・可能性の文学 他十一篇」。2篇のみ重複しているものの、どちらもオダサクの世界に浸…

「緊急事態」が明けて

長かった「緊急事態」が解除されて迎えた週末。今日の夜入った隣駅の中華料理店が激しく賑わっていた。先月は同じ時間帯にガラガラだったのに。日常がやっと戻ってきた気がする。混雑している飲食店を見ると本当に嬉しい。解除されて本当に良かった。人が動…

イタリア街の朝

遅めの夏休みをとって、久しぶりに平日オフになった先週。友達のパーティーに参加した翌朝の金曜日に、汐留のイタリア街を散歩した。イタリア街というのがあるのは知っていたけど、足を踏み入れたのは初めてだった。広場には石畳が敷き詰められていて、(行っ…

日本人と原発アレルギー

自民党総裁選が今月行われる。皇位継承、財政政策、金融政策、夫婦別姓、新型コロナウィルスへの対応など、課題に対する問題意識は立候補者ごとにさまざまだが、こと原子力発電所に関して明確に前向きな姿勢を示しているのは高市早苗さんだ。「低炭素社会実…

元ネタを見つけた

五木寛之さんの代表作の一つに「大河の一滴」というエッセイがある。かなりの部数が出版され、三國連太郎の出演で映画化もされた。五木さんの実体験をベースに、五木流の「人は皆、大河の一滴」という運命観というか人生観、生命観で全編が貫かれている。そ…

立花隆さんのこと

ジャーナリスト・評論家の立花隆さんが今年の4月末に亡くなられた。訃報の報道は6月に入ってからで、その死はなぜかしばらくの間伏せられていたようだ。僕は高校生から大学生にかけて、立花さんの著作の数々を読み、雑誌への寄稿を読み、テレビでその発言を…

「父の日」に思うこと

「父の日」が近いらしい。″らしい″というのは、その日がいつなのか正確に知らないからだ。もちろん「母の日」がいつなのかもよく知らない。会社の近くにある花屋の店先に貼られたポスターに″Father's Day 6.20″と書かれていたのを見かけ、そうか今年も父の日…

シューマン、交響曲第四番

○バレンボイム/ベルリンシュターツカペレ ○ドホナーニ/クリーヴランド管弦楽団 ○アーノンクール/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団シューマンの交響曲第四番で僕が良いと感じるのは、この三つの盤。バレンボイム盤は恰幅がよく深々とした響きに安心して(?)…

高野山東京別院

初めて高野山東京別院を訪れた。高輪の見通しのよい道路沿いに、立派な山門がある。すぐお隣は高輪教会、向かって左には高輪警察署と消防署があるという不思議なロケーション。少し歩けば明治学院や八芳園などもあり、なかなか良い雰囲気の一帯と思う。山門…

夜の多摩川散歩

日曜日の22時、多摩川の土手沿いを散歩する。明日からまた月曜日だからか、散歩する人もランニングする人もほとんどいない。空は曇っているのに妙に明るく、いかにも春の夜という感じがする。雲自体がほんのり光っているような奇妙な明るさ。大田区サイドか…

Time flies.

あれこれ忙しくしながら毎日を送っていても、ぼんやりと過ごしていても、どちらにしても、時が経つのは残酷なくらい速い。人と会って楽しい時間を過ごしても、一人でのんびりしていても、1日の時間の短さに驚くことしきりだ。1年間はすぐに過ぎて行くし、5年…

茶番ばかり・・・

20日に行われたとされている米国の大統領就任式。ライブ配信のはずの映像が放送局によって微妙に違っていたり(編集の痕跡があり録画の疑惑)、当日のD.C.ライブカメラが記録した空模様と就任式映像に映っている空が違うとか、ホワイトハウス周辺でガガの歌を…

綱島は喫茶名店の宝庫

横浜市にある綱島は、古い街で、駅前はがやがやしているけど、なかなか味わいのある街だ。僕は数年前に一年間だけ住んだことがあり、結局いまは別の街から、懐かしくなってはたまに綱島を訪れる。綱島には、昭和、平成の匂いを残す素敵な喫茶店がいくつもあ…

劣化著しい日本の中高年

気分を悪くする人もいるかもしれないが、僕は電車内で延々とスマホゲームをやっている人間を見るとクズだと思ってしまう。マンガなら場合によっては知識なり読解力なりが身につくこともあるだろうが、ゲームはゲームに過ぎない。ゲームは時間の無駄遣いの最…

大原浩さん『まだ終わらない米大統領選挙、「バイデン三日天下」はありうるのか?』転載

なぜかアップ後にすぐ削除された、大原浩さん執筆の記事『まだ終わらない米大統領選挙、「バイデン三日天下」はありうるのか?』を以下に転載します。※なお、記事中『「リアル・クリア・ポリティクス」によれば、バイデン氏が現在獲得可能な選挙人の数は259…

バイデンを持ち上げる阿呆メディア

米国大統領選挙で、バイデンが勝利宣言をしてしまったらしいが、いまだ彼は大統領候補者に過ぎない。トランプの提訴で集計結果が覆る可能性があるうえ、複数の選挙人が造反してバイデンに票を投じないこともありうる。トランプが選挙中に「(民主党とバイデン…

トランプ大統領再選を望みます(続き)

トランプは逆転勝利する。インチキな選挙は許されない。サンダースやハリス、オカシオコルテスなどを見れば明らかなように、社会主義と共産主義に毒された現在の民主党に政権を渡してはいけない。耄碌バイデンは単なる駒に過ぎず、左傾化した民主党の面々に…

トランプ大統領再選を望みます

11月3日に行われる米国大統領選挙。トランプ大統領の再選、続投を心より望みます。そして、偏向報道に余念ない米国左派メディアと、その報道をコピペして垂れ流すことしかできない日本の大多数のマスコミが恥をかきますように。

京の都、杜の都

四連休前、9月初旬にしばらくぶりで京都を旅した。京都の魅力にとりつかれ、20代後半の一時期さかんに訪れていたが、やはりいつ来てもいいものだ。鴨川の流れ、盆地を囲む山の稜線、緑が美しく映える古い社殿、洒落た店が隠れている裏通り、地元の人に混じっ…

蒲田駅前のタイ女性

少し前の週末日曜日、蒲田で用事を済ませた後、少し疲れたのもあってルノアールに入った。二階にある店舗の窓際に座り、冷たい飲み物を頼んで何するでもなくぼぉっとしていると、窓の下に、外国人とおぼしき若い女性がしきりに通行人へ声をかけているのが目…

ダンゴムシの来世

小学生の頃、僕は虫を殺してよく遊んでいた。家の周囲には雑木林や藪がたくさんあって、蟻、トンボ、バッタ、象虫、毛虫、カナブンなどが至るところにいた。そうした虫たちを、僕はあらゆる方法でかなりの数、殺した。いま考えれば本当に残酷なことをしてい…

クープランの墓 (アバド/ロンドン交響楽団)

ブログのタイトルがDear-Abbadoなのだから、たまにはちゃんと、指揮者クラウディオ・アバドのことも書いておこうと思う。アバドが残した名盤の一つに、ラヴェルの「クープランの墓」がある。僕の愛聴するディスクだ。アバドがロンドン交響楽団で音楽監督のポ…

密集、不快こそ都市生活

ソーシャルディスタンシングが叫ばれ始めてかなり経つ。ビニールで客とスタッフの間、パネルで客席と客席とを仕切る店も一般的になった。電車ではなるべく隣と距離を空けて座り、喫茶店では人から離れた席を探す。それが暗黙のマナーになってきている。人生…

夢の話

人は毎晩、数多くの夢をみているという。ほとんど記憶に残らないのは、いちいちすべて覚えていたら脳がパンクするからだとどこかで読んだことがあるが、真偽は分からない。僕もたまに、明け方頃にみた夢をうっすら記憶に留めていることがある。ストーリーら…

1日24時間は誰にも等しいが

よく「1日24時間は誰にでも平等に与えられている」と言われるし、物理的には実際そうなのだろう。ただ、人間には個性という厄介なものがあって、ある人には24時間があっという間に過ぎていったり、また、ある人は同じ時間を何倍にも生かすことができたりする…

ウィンナワルツを聴こう!

暗いニュースばかり入ってくると誰でも不安になる。不安はストレスになって、確実に免疫機能を低下させる。マスメディアが日本中に不安というウィルスを撒き散らしているが、こんなときはあえてテレビもラジオもヤフーニュースもぜんぶ無視して、意識的に楽…

頭を冷やそう、新型コロナ騒ぎ

視聴率とPVを稼ぎたいメディアが散々煽ったおかげもあって、日本中が新型コロナウィルスに怯える毎日。みなさんも正直、うんざりしているのではないか。コロナ以外の重要なニュースがほとんど報じられない異常さ。コロナ関連でも、発生源である中国・武漢や…

カタストロフィを期待する大衆と煽るメディア

致死率が数%しかない新型コロナウィルス感染症の影響で、全国で外出自粛、集会自粛の要請が続いている。東京都でもこの週末は臨時閉店する飲食店が目立つ。スターバックス、ドトールなど、密閉空間・長時間利用の飲食店は理解できるとしても、TSUTAYAやブッ…